2014年6月7日(土)雨
昨日はちょっと体調がすぐれないので自宅でごろごろ。藤沢周平の「霧の果て 神谷玄次郎捕り物控」を一気に読了。確か2回目のはずだがまったくストーリーの記憶なし。若いころ読んだのでしかたがないが。記憶にないことが怖い…。藤沢作品のなかでこれぞハードボイルドです。おすすめ。
昔むかし若いころハードボイルドずいぶん読みました。タフで非情な男たち。感情や妥協を嫌う生き様にひかれたからでしょうか…?
主人公神谷玄次郎は、どことなく斜(はす)に構えている。が事件があると緻密な調べと、鋭い推理で真相を突き止めていく。物語は、ハードボイルドタッチの空虚さを備えながらの展開。
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