2017年11月21日(火)晴れ時々曇り
19日(日)は「日本財団 SOCIAL INNOVATION FORUM 2017」最終日の3日目のシンポジウムに参加。東京国際フォーラムフォールB7。タイトルは「日本の将来をつくる~子どもと教育が日本にイノベーションをおこす~」。
13:30~16:30。実に3時間。下手なドラマや映画より面白かった。
データと経験に基づいたしっかりした建設的な議論。教育の問題をこんなに真剣に考えさせられたことはなかった。参加して本当に良かった。
パネリストとコーディネータがすごい‼
【パネリスト】
・川上 量生氏 カドカワ株式会社取締役社長(N高校理事 N高校はカドカワが作る
ネットと通信制高校の制度を活用した新しい高校)
・白田 直也氏 認定NPO法人 TEACH FOR JAPAN 代表理事兼CEO(独自に採用し
た人材に研修を行った上で、学校の教師として派遣)
・鈴木 寛氏 文部科学大臣補佐官(日本サッカー協会理事、社会創発塾塾長)
・中室 牧子氏 慶応義塾大学総合政策部 准教授(日銀、世銀を経て、米コロンビア
大学博士課程修了、専門は教育経済学)
【コーディネータ】
・萱野 稔人氏 津田塾大学 総合政策学部長 教授(パリ第十大学大学院哲学科博士
課程修了、哲学博士)
・伊東 敏恵氏 NHK甲府放送局 アナウンス副部長(東京女子大学文理学部心理学科
卒業、NHK入局、岡山・広島・東京での勤務を経て現職、小学3年の母)
シンポジウムについてhttps://www.socialinnovation.jp/column/sif2017_d3/に以下のように紹介されています。
『イノベーションには人材育成が欠かせないが、子どもの教育はその要となるもの。まず「今の教育の現場」を見てみると、教師の疲弊と質の低下が目立つ。また、最近は子どもの7人に1人が貧困という問題が特に深刻化している。こうしたさまざまな課題を解決するには、教師の質の向上や評価システムの変換が不可欠だ。
そこでキーワードとなるのが、海外では標準化されている「エビデンスベースト」の導入だ。教育界に蔓延する旧態然とした通説や理念ではなく、ビッグデータなどの科学的根拠に基づいた教育方法による改革こそが教育のイノベーションを生み出す。』(抜粋)